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取材・写真 編集部2回訪問・全モール踏破
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クアラルンプール ショッピングガイド ― 2回訪れて分かったおすすめの回り方

エリア
中心部ブキッビンタン/郊外(ミッドバレー等)/KLIA空港
中心の2強
スリアKLCC(ツインタワー直下)&パビリオン。まずはここでOK
タイプ
モール巡り(半日〜数日/本気で回ると何日でも足りない)
セール時期
8月(メガセール)12月(イヤーエンドセール)が狙い目
お土産・小物
モールよりセントラルマーケットが効率的
飲食物(お茶等)
スーパー狙い。最安はスンガイワンプラザ地下のGiant
目的は3つ(お土産小物/洋服・ブランド/飲食物)。それぞれ強い場所が違う。
目的は3つ(お土産小物/洋服・ブランド/飲食物)。それぞれ強い場所が違う。

クアラルンプールは東南アジア随一のショッピングタウン。中心部ブキッビンタンにはパビリオンを筆頭に大型モールが密集し、郊外には東南アジア最大級のミッドバレーメガモール、空港には三井アウトレットまで。ローカルから海外ブランドまで揃い、リンギットが安い時期はお得に買い物が楽しめるチャンスです。ただしモールが林立しすぎていて、隅々まで回ろうとすると何日あっても足りません。2回訪れて全モールを踏破した編集部が、ポイントを絞った回り方をご案内します。

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まず、目的を決める。

効率よく回る最大のコツは、最初にショッピングの目的をはっきりさせること。大きく3つあり、それぞれ強い場所がまったく違います。全部を闇雲に回ると効率が悪いので、ここを最初に固めておくと買い物プランが一気に立てやすくなります。

目的① マレーシアらしい小物・お土産Goal 1

東南アジア風の雑貨やお土産を見たいなら、実は大型モールは不向き。大型モールは目的②の洋服・バッグが中心で、東南アジア風小物は数が限られ効率が悪いのです。小物・お土産は後述のセントラルマーケットへ行くのが正解。

目的② 洋服・バッグ・靴(ブランド)Goal 2モールの主戦場

普段着る東南アジア・欧米ブランドの洋服やバッグ、靴を見たいなら、これがまさに大型モールの主戦場。ブキッビンタンのモール群がここを担います。一部は日本より定価が安いものもあり、レート次第でConverseやLevi'sはそこそこお買い得に。

目的③ ローカルのお菓子・お茶など飲食物Goal 3

お菓子やお茶などの飲食物は、モールよりスーパーのほうが種類が選べて安い。ただしスーパーは入っているモールと入っていないモールがあり、適当に回ると「スーパーが無い」事態に。狙うべき店は後の章で。

おそらく大半の方は3つ全部見たいはず。だからこそ、どの目的をどこで満たすかを割り振っておくと、限られた観光時間でも無駄なく回れます。

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お土産・小物は、セントラルマーケット。

目的①のマレーシアらしい小物・お土産は、ここに行けばまず間違いなし。モールを何軒もはしごするより、この一帯に絞ったほうが圧倒的に効率的です。独立店舗の名店も合わせてご紹介します。

セントラルマーケットCentral Marketお土産はまずここ

マレーシアらしい小物・お土産を買うなら、まずここがおすすめ。館内がマレー系・中華系・インド系のエリアに分かれており、それぞれの文化あふれる雑貨やお土産の店がずらり。見て歩くだけでも楽しい一帯です。一通り回るのが一番ですが、個人的なイチオシはHappy Creations。日本人に大人気のなまこ石鹸を扱うお店で、ほかにも東南アジア風の小物がたくさん並びます。

Peter Hoe Evolution + BeyondPeter Hoe

カフェも併設された比較的有名な独立店。厳選された雑貨が並び、こちらもおすすめです。難点はセントラルマーケットから約2kmと少し離れ、アクセスにやや迷うこと。時間に余裕があれば足を延ばす価値あり。

Jadi Batek GalleryJadi Batekツアー定番

より「お土産屋さんらしい」お店で、ツアーでもよく案内がある定番スポット。パビリオンから800mほどで徒歩圏です。Googleマップでお店の様子(ストリートビュー)が見られるので、事前にのぞいておくとイメージしやすいですよ。

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ブランドはブキッビンタン。2強で十分。

目的②の洋服・ブランドは、ツインタワーのお膝元ブキッビンタンが主戦場。スリアKLCCとパビリオンの2強さえ押さえれば、正直それで十分です。その他のモールは時間が余ったらさらっと、というスタンスでOK。各モールの個性を編集してご紹介します。

スリアKLCC2強・万能

スリアKLCCSuria KLCC

ブキッビンタンでパビリオンと最大級を争うモール。真上にツインタワーがそびえ、周りは公園で、観光で訪れるにはとにかく景観がきれい。なんでもまんべんなく揃う万能選手でスーパー(Cold Storage)も併設。ラグジュアリー(Chanel/Dior/Gucci/Louis Vuitton/Tiffany等)からZara・Levi's、日系のISETAN・紀伊国屋・MUJI・UNIQLO、ローカルのVincci・NOSEまで。ただし市街地からは少し離れる点に注意。パビリオンとはスカイウォークで行き来でき、往来は意外と便利です。

パビリオン2強・新しい

パビリオンPavilion

スリアKLCCと並ぶ最大級モールで、こちらは比較的新しく、まんべんなく店が揃う優秀選手。特徴は館内の「東京ストリート」——日本のものがまとまったエリアで、ラーメン店や和食店もあり、日本の味が恋しくなったらここへ。ダイソーまであります(輸入品なので日本より割高)。よく分からない日本コーナーを眺めているだけでも結構楽しい。ラグジュアリー(Hermes/GUCCI/Coach等)からZara・Forever21、MUJI、ローカルのVincci・NOSE・Padini、スーパーのMercatoまで網羅。

スターヒルギャラリー高級特化

スターヒルギャラリーStarhill Gallery

高級インターナショナルブランドに特化した格調高いモール。1階の路面店部分にはルイヴィトン、ディオール、ロレックスなどが並び、マリオットホテルも併設。館内全体が大変上品な空気で、ハイブランドのショッピングをしたい人向け。逆に言うとラインナップが縁遠すぎて、編集部はここだけ未踏破でした…(マレーシアでも手が出ない)。※2019年からの大改装を経て、現在は『The Starhill』へ改称・リニューアル済み(2021年再オープン)。

ファーレンハイト88若者向け・ローカル

ファーレンハイト88Fahrenheit 88

入口のユニクロ全面広告が示す通り、若者向けファストファッション中心。現地ローカルブランドがぐっと揃い、マレーシア感は強め。館内には謎の施設「パラカマヤ」があり、日本語が微妙に踊っています(パルコが一部出資・提携しているそう。ただし日本ブランドは少なく、他の東南アジアブランドが中心)。このあたりからローカルブランドが増えるので、それを求める人に。ただし安い分ものはぺらぺらで安っぽいので、きちんとしたものはパビリオン&スリアKLCCで。

ロット10目印・伊勢丹

ロット10Lot 10

ブキッビンタンの交差点すぐの目立つ場所にあり、待ち合わせや街歩きの目印になりやすいモール。一番目立つ区画にH&MやZARAが並び、館内はローカルからインターナショナルまで意外と幅広い。他と比べるとやや元気がない印象もありましたが、伊勢丹が併設され地下にスーパーがあるのが利点。日本のお茶などどうしても飲みたくなった時に。海外に行くと日本のものが恋しくなりますよね…。

スンガイワンプラザSungei Wang Plaza一番ローカル

ブキッビンタンのモールの中でもっともローカル色が強い一軒。館内も少しごちゃっとして東南アジア感があり、地元の人も非常に多く、現地の空気を味わいたい人に。日本人に分かるブランドはほぼ無いローカル一色ですが、ここの一番のおすすめは実は地下のスーパー。品揃えがそこそこあり値段も手頃で、お土産の飲食物を買うには中心部で一番アクセスがいいかもしれません(詳しくは後の章で)。

◎ ブキッビンタンが強い理由
  • 2強(KLCC+パビリオン)だけで万能。ほぼ何でも揃う
  • モールが徒歩圏に密集、はしごしやすい
  • スカイウォークなどで移動が楽
  • ローカルから高級まで幅が広い
△ ブキッビンタンの注意点
  • スリアKLCCは市街地からやや離れる
  • ローカル系モールの服は安い分ぺらぺら
  • お土産・小物は弱め(→セントラルマーケットへ)
  • 全部回ろうとすると時間が足りない
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郊外と空港は、無理しなくていい。

ブキッビンタンだけにするか、郊外の大型モールや空港まで足を延ばすか——迷う人が多いところ。結論から言うと、時間に余裕がなければ無理に行かなくて大丈夫。それでも気になる人のために、編集部が実際に回った郊外の超巨大モールと空港の事情をまとめます。

格調高いモールの一例。KLは中心部だけでも大型モールがいくつも連なり、全部見ようとすると本当に時間が足りません。

格調高いモールの一例。KLは中心部だけでも大型モールがいくつも連なり、全部見ようとすると本当に時間が足りません。

ミッドバレーメガモールMid Valley Megamall東南アジア最大級

クアラルンプールどころか東南アジアで最大級のモール。1日かけても全部見れるか怪しい超巨大さです(総賃貸面積は約15.7万㎡。日本のイオン幕張新都心などより1.5倍ほど大きく、6フロア構成でトータルかなり広い)。すぐ隣にThe Gardens Mallも連なり、合わせるとイオンレイクタウン超え。なぜか館内にイオン(AEON)が入っており、スーパーは比較的安いのでBOH TEAなどはここが安い。カフェ(Starbucks/Old Town White Coffee)、食事(Madam Kwan's/吉野家/はなまるうどん)、MUJI・Uniqlo・各種スポーツブランドまで何でも。ただし中心部から遠く、家電店なども多くて観光客に意味のある店はそこまで増えないのが正直なところ。スリアKLCC+パビリオンで足りる、という結論でした。

KLIA(空港)周辺KLIA Outletsアクセス◎

クアラルンプール国際空港周辺には、日本でおなじみの三井アウトレットモールもできました。空港からのアクセスが良いのが利点ですが、「マレーシアまで来て…」という気持ちもあり、マレーシア感を味わうならブキッビンタンがおすすめ。とはいえ国際線の内側には大量の免税店、外側にも多くの店があり、空港最寄りで時間を使うなら買い物は結構楽しめます。

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飲食物・お茶は、スーパーで。

目的③のお菓子・お茶などローカルな飲食物は、モールのブティックではなくスーパーが正解。狙う店で値段がかなり変わります。安さ重視と品質重視で行き先を使い分けるのがコツです。

安さ最強:スンガイワンプラザ地下のGiantGiant @ Sungei Wang最安・要場所注意

中心部でアクセスも良く一番安く買えるのが、スンガイワンプラザ地下1階のGiant。パビリオン等と比べると溢れるローカル感に驚くほどで、価格も安く品揃えも十分。BOH TEAなど鉄板お土産はここでどうぞ。ただし場所が分かりにくいのが唯一の注意点。この建物とimbi plazaの間の脇道にある入口から入るのがおすすめです(Googleのストリートビューで事前確認を)。

品質重視:パビリオン or スリアKLCCのスーパー

品質重視:パビリオン or スリアKLCCのスーパーCold Storage / Mercato

もう少し良いものを買いたいなら、パビリオンかスリアKLCCのスーパーがおすすめ。雰囲気は少し成城石井風(…風ですけど)。値段は少し高めですが、比較的いいものが売っている印象です。お土産のグレードを上げたい時に。

💡 回り方・お得に買うコツ
編集部の評価(5段階)
品揃え ★★★★★ ローカル〜高級まで何でも揃う
お得度 ★★★★ セール時期&レート次第で◎
効率(中心部) ★★★★★ ブキッビンタンに密集して便利
お土産小物 ★★★★★ モールは弱め→セントラルマーケットで

行ってみての感想

2回訪れて、こちらに挙げたモールはほぼ全部一通り回りました(スターヒルギャラリーだけは未踏破…ラインナップが縁遠すぎて、マレーシアでも買えないよ、と尻込みしてしまいました)。回ってみての一番の学びは、欲張らないことに尽きます。モールが林立しすぎていて、隅々まで見ようとすると本当に何日あっても足りないんです。

正直、ミッドバレーは楽しくはありました。でも普通に一日近くつぶれてしまって、そこまで無理して行く必要はなかったかな…というのが本音。日程に余裕があるなら寄ってもいいですが、無いならブキッビンタンをぐるっと回るだけで十分。個人的にはスリアKLCCかパビリオン+セントラルマーケット+スンガイワン地下のスーパー、これだけ回れば一通り見れて満足できると思います。

そしてレート次第でConverseやLevi'sがそこそこ安くなることがあるので、買い物好きには侮れない街。マレーシアは8月と12月がセール時期なので、本気でショッピング目当てなら時期を合わせるとさらにお得です。皆さんの旅のお役に立てれば幸いです。

迷ったら2強+セントラルマーケット。
欲張らないのが、KL買い物の正解です♪

中心はブキッビンタン。郊外のミッドバレー、空港のアウトレットは余力があれば。
中心はブキッビンタン。郊外のミッドバレー、空港のアウトレットは余力があれば。

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