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ハードロック ホテル シンガポール宿泊記 ― セントーサ島内アクセス最強の拠点
- エリア
- セントーサ島・リゾートワールドセントーサ(RWS)内
- 立地
- セントーサ島ど真ん中。USS・水族館・ウォーターパークが徒歩圏
- 部屋タイプ
- デラックス/デラックスプールビュー(各40㎡)/セントーサスイート(76㎡)
- 価格帯
- 時期により変動。デラックスでSGD315前後〜(税・サ別・朝食別/訪問時の参考)
- 朝食
- 別料金(大人2名で約4,000円〜が目安)。付けずRWSで外食もあり
- プール
- 大型3種(砂浜風/大人向け/キッズ)。プールバーあり
- アクセス
- セントーサエクスプレス Waterfront 駅まで徒歩5分前後
- 注意
- チェックアウト11時/アメニティはボトル式/バスタブなし
- 重要
- 休業を経て、2025年後半にマリオット系「The Laurus, a Luxury Collection Resort, Singapore」へリブランド・全室スイート化して開業。本記事はハードロック時代の宿泊記(現在この名では予約不可・最新は公式で確認を)

セントーサ島・リゾートワールドセントーサ(RWS)内にあるハードロック ホテル シンガポール。日本では珍しいハードロック系列ですが、日本人に一番なじみ深いのはおそらくここ。最大の魅力はセントーサ島メインスポットへの圧倒的なアクセスの良さと、リゾート感あふれる本格的な大型プールです。一方で立地とプール以外は「普通ランク」と割り切る必要も。実際に泊まってきたので、その様子をまとめました。
※重要:このハードロックホテルは休業を経て、2025年後半にマリオット系「The Laurus, a Luxury Collection Resort, Singapore」としてリブランド・全室スイート化のうえ開業しました。本記事はハードロック時代の宿泊記録で、現在この名前では予約できません。最新の状況は公式サイトでご確認ください。
まず、この立地。
観光的にはセントーサ島ど真ん中。RWS内ホテルなので、島の主要施設がほぼ徒歩圏。ここを拠点にすれば、セントーサ島をきっちり遊び倒せます。
最大の売りメインスポットへのアクセスが抜群Best Location
とにかく立地が良いです。飲食店やおみやげ屋さんのエリアまでは徒歩0分(出口を出たら目の前)。ユニバーサルスタジオ・シーアクアリウム(水族館)・アドベンチャーコーブウォーターパーク(大型プール)まで軒並み5分ほど。セントーサエクスプレスの Waterfront 駅も5分圏で、そこからセントーサマーライオンやVivoCity、シロソビーチ、パラワンビーチへも簡単に行けます。
そしてもう一つの売りが、このセントーサらしい大型プール。リゾート感たっぷり。
客室は、広めの普通ランク。
今回泊まったのは一番お安めの、プールビューじゃないデラックスルーム(40㎡)。結論から言うと部屋は広めで満足、ただし内容は“普通ランク”。ところどころにハードロックらしさが効いています。

広めのデラックスルームDeluxe Room
お部屋はこんな感じ。40㎡と結構広めなので満足度は高め。窓側はシースルー風の造りに見えますが、ベッド隣は洗面台なので実際にはあまり関係なし。入口側にバスルームがある間取りです。

テレビ・室内まわりTV side
反対側から見たところ。設備はひと通り揃っていますが、荷物を広げる場所がなく、窓際のソファで広げるしかないのは少し惜しいポイント。広さの割に作業スペースは限られます。
セントーサらしい窓からはロープウェービューRopeway View
窓からの眺めはロープウェービュー。プールビューではなかったものの、これはこれでセントーサっぽくて個人的にはあり。プールビュールームとの差額を考えると、無理に上を狙わなくても十分楽しめます。


左:枕にはギターのマーク。右:エレベーター内もハードロックな面々が並ぶ。随所にロックの遊び心。

水・紅茶・冷蔵庫Amenities & Drinks
水はペットボトルではなく補充式。いいんだけどね…という気持ちはありつつ、紅茶はTWGでそこは頑張っています。冷蔵庫は空っぽで、自分の飲み物を入れられるのはむしろありがたい。氷はエレベーター降りてすぐの製氷室からセルフで補充するシステムでした。


左:完全に区切られたトイレは有難い。右:上から落ちてくるレインシャワーも完備。
やや残念アメニティはボトル式Bathroom Amenities
バスのアメニティは使い切りではなくボトル式でちょっとがっかり。とはいえ洗面台には歯ブラシなど必要なものは揃っているので、用意自体は不足なし。お値段を思うと惜しい、というレベルの話です。
プールは、本気。
このホテルの推しのひとつ。プールは大きく3種類——大人向けの深めメインプール、だんだん深くなる砂浜風プール、子供向けキッズプール。かなり気合が入っていて、ここはおすすめできます。
ルームキー必須プールへの入り方・注意Pool Access
プールへは1階フロント脇からアクセス。ルームキーがないと入れないので注意(場所柄、部外者対策でしょう)。タオルは受付で借用・返却し、部屋番号とサインが必要でした。セキュリティはしっかりしています。
雰囲気抜群砂浜風プールBeach Pool
まずは砂浜風プール。かなりがっつりビーチっぽい作りで、これはよく頑張ったなという完成度。足元はずっと砂なので、本当に海に入っているような錯覚があります。海水ではないので天候に左右されず、むしろこちらのほうが快適かも。


段々と深くなっていき、知らない人が見たらほぼ海。手前は浅いので、お砂場セットでちゃぷちゃぷする小さなお子さんにも最適。
想像以上の広さ大人向けメインプールMain Pool
砂浜プールとは柵でしっかり区切られた大人向けの普通のプール。これが想像以上に広い。「プールがこんなに広いとは」と驚くほどで、奥行きもあって落ち着いて泳げます。3つのプールの中で一番ゆったりできました。
ハードロックらしさ名物・プールバーPool Bar
ハードロック名物、プールの中のバー。これがあるだけで一気にリゾート感が増します。引き気味で見ると本当に雰囲気があって、大人がのんびり過ごすには最高の空間。遊び疲れた体を癒すのにぴったりです。
子連れにキッズプールKids Pool
真ん中にどーんと子供向けプール。浅めのプール+小さなスライダー+水が噴き出す装置という構成で、シンガポールらしい遊具。スライダーは滑りが良くないのか小さい子はうまく滑れないことも。お子さんはやはりここに多めで、子連れには嬉しいゾーンです。
営業時間に注意キッズルーム(過度な期待は禁物)Kids Room
プール前にはキッズルームもありますが、営業が午後1時〜4時のみと短すぎて、結局使えませんでした。スペースはあるものの、あまり当てにしないほうがよさそう。プールが十分充実しているので、使う機会は少ないかもしれません。
ロビーと、館内の雰囲気。
ロビー自体は広々。ただチェックイン・アウト前後は混み合いがち。そして雰囲気はやっぱりある——バーやホテルショップなど、ハードロックらしさは随所に。

広々ロビー(時間帯に注意)Lobby
ロビーは広々していますが、チェックイン・アウト前後は混み合い、座席が埋まっていることもしばしば。私が行ったときはチェックイン開始直後で30分ほど待たされました。スタッフが少ない中で対応が立て込んでいたので、チェックイン開始直後は避けるのが無難かもしれません。


左:それでも雰囲気はやっぱりある、ロビーのバー。右:ハードロックらしいホテルショップも。
出口が、とにかく分かりにくい。
このホテル最大の注意点。出口がめちゃくちゃ分かりにくいんです。出口とされる場所は3つ(正面車止め/フェスティブウォーク方面/ハードロックカフェ方面)。一番便利なのはハードロックカフェ方面ですが、ここが一番分かりにくい。順を追って案内します。
目印=SESSIONSフロント奥のレストラン横から外へStart: Pool Path
目印は朝食会場でもあるレストランSESSIONS(フロント奥)。そのすぐ右側の扉から外に出ると、プールと柵で仕切られた通路に出ます。ここをどんどんまっすぐ進んでいくのがスタートです。


左:通路を進むとプールが終わり、ライブ会場風の場所へ。右:その先、目の前が階段の場所に出る。徒歩の人はこの階段を下る。
子連れ向けベビーカーはエレベーターでElevator (for strollers)
階段が下れないベビーカー利用の方は、階段の左手奥にある小さな建物のエレベーターを使います。手前に喫煙所があって少し気になりますが、ここから下ればすぐ出口。迷ったら1フロアだけ下りたところが一番よく使う出口でおすすめです。


左:エレベーターを出ると、植木で隠されたエリアから出てくる。右:この紫の看板が目印。左手がハードロックカフェ。
超重要開いているのは右側の入口だけHard Rock Cafe
ハードロックカフェに到着すれば成功。注意点は入口が2か所あるのに、開いているのはカフェに向かって右側だけという点。反対側の入口は常に閉じられています。なぜこうなっているのか謎ですが、とにかく分かりにくいので「右側の入口」だけ覚えておけば大丈夫です。
周辺施設と、フェスティブとの選び方。
周辺施設はもう「RWSがある」というだけで十分。そしてよく迷うのが、似たお隣のフェスティブホテルとの違い。両方泊まった編集部の結論を添えます。
地味に重要紫のカード(エクスプレス券)を無くさないSentosa Express Ticket
チェックイン時にもらえる紫のカードはセントーサエクスプレスの乗り放題チケット。これが地味に重要。島内移動はノーチェックで乗り放題ですが、本島側(VivoCity)からセントーサ島に入るときだけ必要。忘れると1人SGD4取られて地味に痛いので、VivoCityへ行く人は無くさないように。
朝食代わりにも周辺=RWSがあれば十分RWS Dining
周辺施設はRWSがあるというだけで十分。節約のため朝食は付けず、出てすぐのRWSのお店で朝ごはんを食べましたが満足度高め。お値段は全体に高めですが、付帯の朝食代より高くなることはそうそうないので、朝食を付けずRWSで外食もおすすめの選択肢です。
基本はハードロック推しフェスティブホテルとどっちにする?Festive Hotel
よく迷うお隣のフェスティブホテルとの違い。基本的にはハードロック推しです。プールの大きさは圧倒的にハードロックが上で、メインエリアへのアクセスもこちらが便利。フェスティブを選ぶ理由は、(1)ハードロックが高騰してフェスティブのほうが安い時期、(2)二段ベッドのある部屋があり大人数だと快適、の2点くらい。それ以外ならハードロックのほうが楽しめます。
- セントーサ島メインスポットへのアクセスが抜群(USS・水族館・ビーチが徒歩圏)
- 本格的な大型プール3種(砂浜風・大人向け・キッズ+プールバー)
- 部屋は40㎡と広めで満足度高め
- 随所にハードロックらしい雰囲気(ギター枕・ショップ・バー)
- 立地とプール以外は“普通ランク”。値段の割に待遇は控えめ
- アメニティはボトル式・バスタブなし/チェックアウト11時
- 時期によりお高め。高騰期はコスパ要検討
- 館内の出口案内が非常に分かりにくい/チェックイン直後は待たされた
- 出口は「ハードロックカフェに向かって右側の入口だけ」を覚えておく(他は閉鎖/遠回り)
- チェックイン開始直後は混みやすい。時間をずらすと待ち時間が読みやすい
- プールはルームキー必須。タオルは受付で借用・返却(部屋番号とサイン)
- 節約するなら朝食は付けずRWSで外食も十分アリ(満足度高め)
- 紫のセントーサエクスプレス券は本島(VivoCity)行きで必要。無くさない
- セントーサを遊び倒すなら1泊で十分。プールも遊ぶ前提で滞在プランを
泊まってみての感想
いろいろ書いてきましたが、ハードルを上げすぎて行くと少しがっかりする点があるかもしれません。このホテルの売りは、圧倒的にセントーサ島メインエリアへのアクセスの良さと、充実したプール設備の2つ。逆に言えば、それ以外はシンガポールの普通ランクのホテルと同じ対応と思っておくのがちょうどいい温度感です。ただ、その2つこそが大事なんですけどね。
細かいことを言えば、ペットボトルの水はなく、アメニティはボトル式、館内案内は分かりにくく、チェックアウトは11時、チェックインでは待たされ…と、気になる点はちょい多め。このお値段を払うと他のホテルなら結構良い待遇をしてくれますから、正直そこは惜しいところです。それでも部屋は広く、トータルでそこまで不満はありませんでした。
ただ、ここはセントーサ島。そのあたりを割り切るホテルです。プールが素晴らしくて、メインエリアへのアクセスが良ければいいじゃないか、と。実際大事なのはそこですし、なにより良い雰囲気もあります。これ以上の待遇を求めると、ただでさえ高い宿泊費がさらに上がってしまう。存分にセントーサ島を楽しむための拠点として、ある程度割り切って使う——それがこのホテルとの一番いい付き合い方だと感じました。
立地とプールで選ぶ、遊び倒すための拠点。
セントーサを満喫するなら、ぜひ♪
セントーサ島を、もっと。




