シンガポール中心部
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PARKROYAL on Kitchener Road
お手頃で、無難。
リトルインディアの拠点。
取材・写真 編集部リトルインディア

パークロイヤル オン キッチナーロード宿泊記 ― お手頃で便利なリトルインディアのホテル

エリア
リトルインディアど真ん中(キッチナーロード)
価格帯
お手頃。SGD 176〜(スーペリア)が目安。変動幅は大きめ
部屋タイプ
スーペリア/デラックス/ファミリー/スイート(28〜72㎡)
広さ(標準)
スーペリア・デラックス 約28㎡
朝食
安い部屋は別料金(大人2名+30SGD目安)。和洋印まんべんなく
館内施設
プール/コインランドリー併設(貴重)
最寄り・隣接
ムスタファセンター隣/シティスクエアモール目の前/MRTも近い
アクセス
動物園・植物園・アラブ街・オーチャードが近め。タクシー移動と好相性
立地・客室・館内・朝食まで、このホテルの見どころをひと目で。
立地・客室・館内・朝食まで、このホテルの見どころをひと目で。

シンガポールに3軒あるパークロイヤルのうち、一番お安いことが多いのがこのオン キッチナーロード(高い順にオンピッカリング・オンビーチロード・オンキッチナーロードで、ピッカリングは1.5倍以上することも)。リトルインディアど真ん中という立地は観光的に好みが分かれますが、ムスタファセンター隣接・コインランドリー併設と実用性は高く、タクシー移動が多いシンガポールでは「とにかく無難で助かる」一軒です。

※重要:本記事は「パークロイヤル オン キッチナーロード」時代の滞在記録です。当ホテルはその後運営会社が変わり、現在は「Novotel Singapore on Kitchener(ノボテル・シンガポール・オン・キッチナー)」に改称・リブランドされています(建物・立地はそのまま)。客室や館内・サービスは本記事から刷新されている可能性があり、最新の設備・料金は現在の名称で公式サイトや予約サイトをご確認ください。「3軒のパークロイヤル」など以下の記述は改称前の状況としてお読みください。

1
LOCATION

立地は、人を選ぶ。でも便利。

リトルインディアの中心。ムスタファ、シティスクエアモール、寺院が徒歩圏。観光の定番からは少し外れるものの、動物園・植物園・アラブ街・オーチャードへは意外と近い。

大型ショッピング施設に隣接目の前にモール2つ

大型ショッピング施設に隣接

現代的なシティスクウェアモール(ドンキも入る)と、ローカル感全開のムスタファセンターがすぐ隣。ムスタファは24時間営業で何でも揃うので、足りないものがあってもすぐ買えるのが地味に便利。両替もレートはムスタファの方が明らかに良いです。

意外と観光地へのアクセスは良い動物園・植物園が近い

意外と観光地へのアクセスは良い

チャイナタウンやマリーナ近辺の宿より近くなるのがリトルインディア/アラブストリート/シンガポール動物園/植物園。オーチャードもほぼ等距離。実際ここを拠点に動物園やアラブ街を回りましたが、便利に動けました。セントーサは少し遠いものの、気になるほどではありません。

ただしリトルインディアは“不人気”エリア

ただしリトルインディアは“不人気”エリア

正直に言うと、いまの定番はマリーナ・セントーサ・動物園で、リトルインディアは候補に上がりにくいエリア。雑誌でも2ページ程度の扱いです。異文化感が好きなら面白いのですが、いわゆる「シンガポールらしさ」を求める人には物足りないかも。観光プラン次第で評価が大きく変わります。

⚠ 立地の注意(必読)
2
ENTRANCE

外観とフロント。

外観は年季が入っているものの、館内は定期リニューアルされていて古さは感じにくい。フロントは広々、スタッフも多く待たされにくい。

外観
エントランス

外観は古めだが、入口は水が流れる演出で安っぽさは控えめ。自動ドアで出入りもスムーズ。

入口は自動ドア。古い建物だが段差にはエレベータも併設(ボタン押しっぱなしで動く簡易型なのでクセあり)。

入口は自動ドア。古い建物だが段差にはエレベータも併設(ボタン押しっぱなしで動く簡易型なのでクセあり)。

フロント
広々ロビー

フロントは広々。スタッフも多く、待たされることは少なかった。朝食会場はフロントのすぐ奥。

インドな店
アーケードへ

奥にはいかにもインドなショップや、期待させる “TO SHOPPING ARCADE” の階段も(中身は観光客向きではなかった…)。

3
ROOM

客室。無難に、必要十分。

今回は最安のスーペリア。たまたま角部屋に当たり標準とはやや違うレイアウトでしたが、ビジネスホテル感のない普通のシティホテルで、このお値段なら十分。

必要十分な設備で、お値段はお手頃角部屋でやや変形

必要十分な設備で、お値段はお手頃

普通のホテルに求められる設備は一通り揃った、いわゆる無難なシティホテル。ホテル代が高いシンガポールで、この価格帯に泊まる分には文句なし。今回はagodaで1泊朝食込み11,500円と運よく安く取れました。

ベッド
入口側

ベッド周りと、その反対側(右手が入口)。

お部屋の全体像。角部屋ゆえやや変則的なレイアウト(普通の部屋はもう少し整っているはず)。

お部屋の全体像。角部屋ゆえやや変則的なレイアウト(普通の部屋はもう少し整っているはず)。

ワードローブは広め、収納は安心

ワードローブは広め、収納は安心

配置はやや謎ですが、ワードローブはまあまあ広く、大きなトランクも広げられる余裕あり。角部屋のおかげか全体に少し広く感じました。

コーヒー類
金庫・冷蔵庫

コーヒー類は必要最低限。下段はセキュリティボックスと冷蔵庫。

空の冷蔵庫
机・コンセント

冷蔵庫は空(ムスタファで買えるので、むしろこの方が助かる)。机のコンセントは万国対応で日本のプラグもそのまま使える。

窓は小さめ、眺めは工事ビュー

小さな窓
工事ビュー

角部屋だが窓は小ぶり。眺めはあいにくの工事ビュー(昼は少し騒がしいが、昼間は部屋にいないので気にならず)。

夜の眺め。工事現場なのは立地のタイミング次第。

夜の眺め。工事現場なのは立地のタイミング次第。

バスルーム・アメニティ

バスルーム
シャワー

バスは無難。反対側はシャワーのみ(海外ならこれで十分という気も)。

アメニティはST.GREGORY、歯ブラシは無し歯ブラシ・水は無し

アメニティはST.GREGORY、歯ブラシは無し

アメニティはシンガポール発のST.GREGORY(マレーシア・シンガポールのパークロイヤル定番)。ただしお安め設定ゆえか歯ブラシと水は付きません。同じパークロイヤルでも他館には付くので、ここは要注意。隣のムスタファで買えば済む話ではあります。

水道は2口あり、片方に「This water is safe for drinking(WHO基準を満たす)」表示。=水道水OKという意味だが、体質次第なので自己責任で。

水道は2口あり、片方に「This water is safe for drinking(WHO基準を満たす)」表示。=水道水OKという意味だが、体質次第なので自己責任で。

入口側から。奥がバスルーム。

入口側から。奥がバスルーム。

改めて部屋のレイアウト図。変則的な角部屋ならではの形。

改めて部屋のレイアウト図。変則的な角部屋ならではの形。

4
BREAKFAST

朝食は、可もなく不可もなく。

フロント奥が会場。インドっぽさはありつつ偏りすぎず、定番もしっかり。味は普通。安い部屋は別料金なので、目の前モールの早朝営業店で済ます手も。

ゆったりできる窓際席がおすすめ

ゆったりできる窓際席がおすすめ

座席は自由席。テーブル席のほか、窓際にゆったり座れる席があり、ここが一番のおすすめ。会場の雰囲気自体は明るく落ち着いています。

インド系
定番も

インドっぽい料理も多いが、それに偏りすぎないよう定番もしっかり用意されている。

お肉系
インドの朝食

お肉系は豚をガンガン(牛は見かけず=宗教差か)。インドの朝食らしい品も少々。

パン各種
クロワッサン

パンの品揃えも充実。マーブル系パンはシンガポールでよく見る定番。クロワッサンは大人気。

トースター
エッグステーション

トースターやエッグステーションも完備。焼きたて・作りたてが楽しめる。

サラダ
ヨーグルト

サラダ・ヨーグルト・フルーツも一通り。健康的な選択肢もきちんと。

フルーツ
ティーバッグ

果物に、飲み物は大量のティーバッグ。コーヒーメーカーまで揃う。

窓際のゆったり席。朝の光が入って気持ちいい。

窓際のゆったり席。朝の光が入って気持ちいい。

💡 朝食のメモ
5
FACILITIES

コインランドリーと、周辺。

シンガポールでは貴重な館内コインランドリー。プールと同じフロアにひっそり。周辺はモール2つで、滞在の利便性は高い。

館内コインランドリーが貴重シンガポールでは希少

館内コインランドリーが貴重

プールと同じフロアにコインランドリー併設。シンガポールでは併設ホテルが少ないので貴重です。入口がこっそりしていて分かりにくいのが難点ですが、長期・ファミリー滞在には大助かり。

中はがっつり業務用。よく使われていて稼働中のことも多いので、使うタイミングは見計らって。

中はがっつり業務用。よく使われていて稼働中のことも多いので、使うタイミングは見計らって。

トークン式・大容量で実は良心的洗濯7+乾燥7 SGD

トークン式・大容量で実は良心的

トークンはコンシェルジュ(2F)で購入。洗濯7ドル/乾燥7ドル(洗剤込み・計約1,800円ほど)。一見高いですが、街中のコインランドリーも同程度で、1回で大量に洗えることを思えばむしろ良心的。ためてまとめ洗いが正解。目の前には自販機もあり(コンビニ並みの価格)。

シティスクエアモール
ムスタファセンター

周辺はモール2つ。普段使いはシティスクエアモール、24時間・なんでも揃うのがムスタファセンター。

◎ いいところ
  • 3軒のパークロイヤルで一番お安いことが多い
  • ムスタファ(24時間)・モールがすぐ隣で便利
  • シンガポールでは貴重な館内コインランドリー
  • 動物園・植物園・アラブ街・オーチャードへ意外と近い
  • 館内は定期リニューアルで古さを感じにくい
△ いまいち
  • リトルインディアは観光的に不人気・シンガポール感薄め
  • 日曜は周辺が大混雑(市街地は歩きにくい)
  • 歯ブラシ・水は付かない(他館との差)
  • 部屋の眺めは工事ビューになることも・窓は小さめ
  • 価格の変動幅が大きい(高い時期は割高に感じる)
💡 予約・滞在のコツ
編集部の評価(5段階)
コスパ ★★★★★ 3軒で最安級・設備十分
立地 ★★★★★ 実用は◎だが観光人気は△
客室 ★★★★★ 無難で必要十分
朝食 ★★★★★ 可もなく不可もなく
館内施設 ★★★★ コインランドリーが効く

泊まってみての感想

パークロイヤルは個人的にかなり馴染みのあるチェーンで、シンガポールでもマレーシアでもよく泊まります。イメージは「お手頃でそこそこ綺麗、値段を抑えたい時に助かる」。なかでもオン キッチナーロードは、3軒の中で一番安いことが多く、とにかく圧倒的に無難。良くも悪くも、ここに尽きます。

立地はリトルインディアど真ん中。観光の定番からは少し外れますが、ムスタファが24時間隣にあって、コインランドリーまで館内にある実用性は本物。動物園やアラブ街を見に行く拠点としては便利に使えました。一方で溢れるインド感日曜の混雑だけは抑えきれないので、ここをどう受け止めるか。異文化感が好きなら楽しい、シンガポールらしさを求めるなら物足りない、という分かれ方をします。

結論としては、このお値段でこの設備なら十分。アクティブに動いてホテルにはあまりいない日はここで予算を抑え、のんびりしたい日は別の宿でグレードを上げる――そんな使い分けが一番しっくりくる一軒だと思います。タクシー移動が多いシンガポールなら、立地の弱点もかなり薄まります。

お手頃で、無難で、便利。
賢く使い分けたい一軒です♪

このあたりで、あわせて。

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