どこで食べる?
セントーサ島でどこで食べる? ― 再開発で高級化、いま手頃に食べるコツ
- エリア
- リゾートワールド/WEAVE 周辺・ビーチ(シロソ)周辺・本島(VivoCity)側
- 状況
- RWS2.0 再開発の真っ最中(〜2030頃)。閉店・改装・新規開業が多く流動的
- 価格帯
- リゾートワールド側は高級化。手頃なのは新フードホール「FEAST」/ビーチ寄り/本島側
- 営業時間
- 全体的に短め+工事で変動。最新は公式で確認
- タイプ
- グルメ(最新事情・どこで食べる)

せっかくセントーサ島まで来たのだから、おいしいものを食べたい。ところが島の玄関口リゾートワールドは、いま「RWS2.0」と呼ばれる大規模な再開発の真っ最中。ユニバーサル・スタジオ(USS)の拡張工事も続き、食事できる店の顔ぶれが大きく入れ替わりました。昔ながらの手頃な店は減り、全体に高級化——。この記事では、数年前の口コミではなく“いま、どこで・どう食べるか”を最新事情にそって整理します。
まず、ここが変わった。
数年前のガイドや口コミは、もう当てになりません。セントーサの“食事情”は再開発でガラッと変わりました。要点を先に押さえておきましょう。
- USS横の「マレーシアンフードストリート」は2025年2月に閉店。安くてローカル感のあった屋台フードコートで、長年の名物でした。
- The Forum(B1の飲食コンコース)も解体され、高級モール「WEAVE」へ建替え。ハードロックカフェ(2023年閉店)やトーストボックス、マクドナルドなど手頃な定番が一掃されました。
- 安く食べる道は主に3つ:①WEAVEの新フードホール「FEAST」、②ビーチ(シロソ)寄りのマリブラウン・KFC・Shake Shack、③渡る前に本島側VivoCityで。
- 全体に観光地価格+工事中で流動的。営業時間も短め。出かける前に公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。
リゾートワールド/WEAVE 側 ― 高級化のいま。
島の玄関口であり、いちばん店が集まるエリア。ただし顔ぶれは刷新され、全体に“高級化”しました。まずは「昔あった店」を軽く振り返りつつ、いまの姿を。
閉店マレーシアンフードストリート(2025年2月閉店)Malaysian Food Street
USSのすぐ横にあった、安くてローカル感満点の屋台フードコート。サテーやクレイポットチキンライスが名物で、かつては編集部の一押しでした。13年の営業を経て2025年2月に閉店。その後、跡地まわりはWEAVEの新フードホール「FEAST」に生まれ変わっています(後述)。


The Forum にあった有名チェーンも、コンコース解体(→WEAVE)で姿を消しました。左:ハードロックカフェ(2023年閉店)/右:トーストボックス。マクドナルドも島内から実質撤退しています。
- 高級・新ブランドが中心。ミシュランで星を得たシェフ Paul Pairet の店や、パティスリーの Pierre Hermé などが入居。
- スペインの高級店 Sugarra、炭火の高級和食 Ka-Mon なども開業しました。
- 鼎泰豊もこのWEAVEで再開(下記)。手頃な味は新フードホール「FEAST」に集約されています。
- ※2025年から順次開業。入居店は入れ替わるため、公式サイトで確認を。
小籠包・高級化鼎泰豊(WEAVE)Din Tai Fung
The Forum 時代にいったん閉店していた鼎泰豊が、2025年6月にWEAVEで再オープン。アジア初というカクテルバーを併設し、ロブスター入りの和え麺やキャビアまで揃うプレミアム路線になりました。名物の小籠包(豚肉)は6個 S$12.30〜(以前は8.5S$前後)と、お値段もすっかり“セントーサ価格”です。※2026年時点・公式で要確認。

鼎泰豊の定番・小籠包。味は折り紙つきですが、以前よりはっきり割高になりました。
それでも手頃に:新フードホール「FEAST」FEAST at WEAVE安い・ローカル
閉店したマレーシアンフードストリートの“後継”が、WEAVE 2階のフードホール「FEAST at WEAVE」(2025年9月オープン・全10店)。リゾートワールド側で手頃にローカル飯を食べたいなら、まずここが候補です。ハラル対応のコーナーもあり、価格はS$8〜14前後が中心。※最新の出店・価格は公式で確認を。
- Woksmith=ペナン・チャークウェイティオウなどの炒め麺(S$10前後)。
- Kopi & Co=カヤトースト(S$4前後)とコピ(S$3前後)。閉店したトーストボックスの代わりにどうぞ。
- Grain & Padang=ナシパダン(おかず S$5〜8.5)/Le Mak's Chick=ナシレマッのセット。
- ほかにトムヤム麺・フォー・ロントンなど30品以上。※2026年時点・公式で要確認。
安く食べたいなら、ビーチ(シロソ)寄りへ。
リゾートワールド側が高めなら、ビーチへ向かう“ついで”に少しずれるのが手。シロソビーチの建物に、手頃なファストフードがまとまっています。
ハラル・手頃マリーブラウン(シロソビーチ)Marrybrown
マレーシア発祥のファストフードチェーン。イスラム圏に多く展開し、出てくるのはハラルフードです。シロソビーチの AltitudeX(旧 iFly)の建物にあり、シンガポールでは元祖の一号店。せっかくなのでファストフードもご当地のものを。

チキン中心+ご飯・麺もChicken & Rice
宗教上、肉はチキンが中心。ファストフードながらナシアヤム(チキンライス)やカレー麺もあるのが面白いところ。チキンバーガーのセットなど、セントーサにしては手頃な価格帯です。※最新価格は公式で確認を。
安定の味ケンタッキー(マーライオン・プラザ)KFC
シロソ通りのマーライオン・プラザにあるKFC(ハラル)。特別なメニューはありませんが、個人的にはマレーシア・シンガポールのKFCは味がしっかりしている印象で好みです(鶏肉文化が盛んだからでしょうか)。安定の味で小腹を満たすのに。

セットでサクッとSet Menu
バーガーやチキンのセットで手早く。島内のマクドナルドは閉店してしまったので、ビーチ寄りで“食べ慣れたファストフード”ならこの界隈が頼りになります。
新顔の Shake Shack も同じ建物にShake Shackバーガー・中価格
マリーブラウンと同じ AltitudeX(旧iFly/43 Siloso Beach Walk)の建物にShake Shackもオープンしています。ファストフードより少し上のバーガー(1個 S$10〜15前後)ですが、セントーサ限定メニューもあり、ビーチ帰りの一息にちょうどよい一軒。※2026年時点・公式で要確認。
いちばん確実なのは、“渡る前に”。
正直に言うと、いちばん安く確実なのは「セントーサに渡る前に、本島側で食べておく」こと。玄関口のVivoCity/ハーバーフロントには、手頃な店がそろっています。
手頃・本島側本島側 VivoCity のフードコートFood Republic / VivoCity
セントーサ・エクスプレス(モノレール)の出発点VivoCityには、大型フードコートFood Republicをはじめ、手頃なチェーンやレストランがぎっしり。“セントーサ価格”を避けたいなら、ここで腹ごしらえしてから渡るのが、いちばん確実で安上がりです。

提灯が連なるレトロな店内。チキンライスやラクサなど屋台料理が一通りそろい、価格はセントーサよりずっと手頃。
- 名店・高級店は健在で味のレベルは高い(鼎泰豊・WEAVEの新店など)
- 手頃に食べる道も残る:WEAVEの新フードホール「FEAST」
- ビーチ(シロソ)寄りにマリブラウン・KFC・Shake Shack
- 渡る前に本島側VivoCityで食べれば“セントーサ価格”を回避できる
- RWS2.0 再開発の真っ最中で、閉店・改装・移転が多く流動的(〜2030頃)
- USS横のマレーシアンフードストリートやハードロックカフェ等、手頃な定番が一掃
- リゾートワールド側は全体に高級化(同じ鼎泰豊でも以前より割高)
- 観光地価格+営業時間が短めで夜は閉まりやすい
いま、どう食べる?
正直に言うと、セントーサの食事はこの数年ですっかり様変わりしました。以前は「思ったより手頃な店もある」と書けたのですが、RWS2.0の再開発でUSS前の安い店はほとんど姿を消し、リゾートワールド側は高級店が中心に。鼎泰豊のような名店は健在でも、お値段はしっかり上がっています。
それでも、逃げ道はあります。リゾートワールド側なら新フードホール「FEAST」、ビーチで遊ぶならシロソ寄りのマリブラウン・KFC・Shake Shack、そして何より渡る前にVivoCityで食べておくこと。これを知っているだけで、出費はかなり変わります。
ひとつだけ注意を。島はいまも工事の真っ最中で、店の開閉や場所が変わりやすいです。気になるお店は、出かける前に公式サイトで最新情報を確かめてから向かってください。皆さんの旅のお役に立てれば幸いです。
再開発で様変わり中のセントーサ。
安く食べるならFEASTかビーチ寄り、迷ったら渡る前にVivoで♪

