1〜3月。
ボルネオ島(コタキナバル)のベストシーズンは? ― 天気と雨季の傾向
- ベストシーズン
- コタキナバルは1〜3月が降水量最少
- 気温・服装
- 通年26〜27度。夏服+強い冷房対策と蚊よけ
- 雨季
- 一般に11〜3月がモンスーン期だが、都市差が大きい
- 他都市
- クチン・サンダカンは4〜6月あたりがベスト(端部は傾向が異なる)
- スコール対策
- スコールは午前のほうが少なめ。屋外は午前に

自然の宝庫・ボルネオ島。森や海を楽しむなら、なるべく天候の良いときに訪れたいもの。ただしボルネオは気温も降水量も年間の変動が比較的小さく、明確なベストシーズンが見えにくいのが正直なところ。一般に11〜3月はモンスーンの雨季とされますが、コタキナバル近郊に限ると、最も雨が少ないのは1〜3月。日本人の多くが訪れるのはコタキナバルなので、ここに合わせて1〜3月をベストと考えるとよいでしょう。
都市で、雨季が違う。
ボルネオの特徴は、都市によって雨の多い時期がずれること。気象庁の月降水量で見てみましょう。
| 都市 | 降水が少ない(ベスト) | 降水が多い時期 |
|---|---|---|
| コタキナバル | 1〜3月(2月 約72mm) | 5〜10月(10月 約361mm) |
| サンダカン | 4〜6月あたり | 12〜1月(12月 約449mm) |
| クチン | 6〜8月あたり | 12〜1月(1月 約716mm) |
| ミリ | 1〜3月あたり | 10〜12月(12月 約356mm) |
気温(℃)は各都市とも通年26〜28度でほぼ一定。降水量(mm)は都市差が大きく、コタキナバルは1〜3月、端部のクチン・サンダカンは時期が異なるのが特徴。出典:気象庁。
自然遊びと、天候リスク。
ボルネオの主役は登山・海・ジャングルといった自然。だからこそ、スコールが行程に直撃しやすいのが街観光との違いです。
都市型観光ならスコールが降ってもモールに入れば済みますが、ボルネオはキナバル山や海など、自然のど真ん中にいることが多いのが悩みどころ。やっかいなのは天気の急変です。編集部がキナバル山を訪れたときも、朝8時半は見事な快晴だったのに、その30分後には向こうが全く見えないほどの強いスコール。これだけ晴れていても突然やって来るのがスコールで、特に山沿いは天気が変わりやすいものです。
- スコールは午前のほうが少なめ。山の絶景や屋外の見どころは朝一に組むのが鉄則。ツアーがキナバル山を行程の最初に置くのも、この時間帯が一番晴れやすいからです。
- 海は“上がり際”に注意。スコールの後は海が濁ることがあるので、シュノーケルなどは天気の安定した時間帯を狙うのが無難。
- 自然系アクティビティはツアーが安心。空模様を読んで退避先へ誘導したり、スコールの時間帯が車移動になるよう行程を調整してくれます。個人で大自然のただ中にいると、逃げ場が無いのが現実です。
服装と、蚊への備え。
気温は通年ほぼ一定なので服装はシンプル。むしろ自然が豊かなぶん、冷房と蚊への備えが要点です。
- 気温は通年26〜27度=日本の真夏(九州あたり)と同じ服装でOK。一方で店や移動車内の冷房が非常に強いので、羽織りを一枚必ず持ち歩きを。
- 蚊対策は必須。自然の宝庫ゆえ蚊が多く、デング熱など蚊の媒介する感染症もあります。虫よけを持参し、特に登山やジャングルでは肌の露出を抑えるのが安全です。
まとめ:KKなら1〜3月
ボルネオは都市差が大きいものの、多くの旅行者が訪れるコタキナバルなら1〜3月がベスト。自然遊びが主役なぶんスコールは行程を直撃しやすいので、屋外は午前・アクティビティはツアーで柔軟に。あとは強い冷房対策の羽織りと、蚊対策の虫よけを忘れずに。コタキナバルの楽しみ方は コタキナバル観光ガイド もどうぞ。
