行ってみたら、よかった。
子連れで海外旅行に4回行って感じた事 ― おすすめの国・子供向けスポット・準備と注意
子連れで海外なんてちょっと…と思いがちですが、着いてしまえば結構なんとかなるもの。1年でシンガポール・マレーシア・ベトナム・台湾と4回行ってみて、これが正直な感想でした。ここでは行ってよかったこと・大変だったこと、子供と楽しめる要素、そして独断と偏見のおすすめの国を、実体験からまとめます。結論を先に言うと、おすすめ第一位はシンガポール。予算と日程が合うなら、子連れが喜ぶスポットの多さで群を抜きます。

- 行き先
- 東南アジア中心(シンガポール・マレーシア・台湾・ベトナム)。アジア/オセアニアに限定
- 重視点
- 時差が少ない/治安が良い/子連れスポット/渡航時間が短い/物価
- 時差
- 台湾・上海・香港は1時間程度。シンガポール・マレーシア1時間。ダナン2時間
- 渡航時間
- 台湾4.5h/ダナン6h/シンガポール・マレーシア7h前後
- ベストシーズン
- 東南アジアは常夏で通年OK(スコール注意)
- 予算目安
- 大人2+子1・4泊5日で台湾16万〜/マレーシア20万〜/シンガポール27万〜
行ってよかった、4つのこと。
まずは子連れ海外の“おすすめポイント”から。行く前に心配していたことの多くは、実際には杞憂でした。
◎ 刺激新鮮なものが多く、いい刺激になるNew Experiences
日本と違う文化が広がっているぶん、見るもの見るものが目新しく、子供にはいい刺激に。台湾の公園には日本では見ない遊具があり、マレーシアはイスラム文化の建造物に欧米系の人も多く人種・文化のるつぼ。うちの子が一番ハマったのはペナンのスリ・マハ・マリアマン寺院(極彩色のヒンドゥー寺院)でした。
◎ 教育子供が英語に関心を持つ(かも)English
日本にいると英語の必要性は感じませんが、現地では英語が使えないと何もできない場所があるのを実地で学べます。何よりみんな子供にフレンドリーで、機内やリゾートで自然に「ハロー」「バイバイ」を口にするように。特別な勉強より、こうした体験のほうが関心の芽が育つと感じました。
◎ 大人も大人もかなりリフレッシュできるRelax
滞在プラン次第ですが、ビーチリゾートはホテル滞在でのんびりするだけで大人も子供も満たされます。東南アジアならホテルのランクを上げても予算は抑えやすいのが魅力。観光ならシンガポールが最強で、ガーデンズバイザベイ周辺は子供と一緒に楽しめる視覚的にユニークな場所だらけです。
◎ 安心着いてしまえば、なんとかなるOnce You Arrive
子連れ海外で一番大変なのは現地到着まで。着けばこっちのもので、プランさえあればあとは楽しむだけ。発展した東南アジアの都市部にはダイソー・無印・ユニクロ・セブン・ファミマまであり、スマホでその場で調べられるので、困っても意外となんとかなります。
正直、ここは大変だった。
続いて“いまいち・大変だったポイント”。覚悟しておけば乗り切れるものばかりです。
△ お金予算は、それなりに必要Budget
国際線は2歳以上から有料で、子供が増えるほど効いてきます。ホテルは小さい子なら添い寝でかなり抑えられますが、部屋を分ける年齢になると上がります。4泊5日・大人2+子1のざっくり目安は台湾16万〜・マレーシア20万〜・シンガポール27万〜(LCC前提の抑え気味な額。+5万あればホテルを上げて快適に)。
⚠ 治安治安・安全面の不安Safety
子連れだと安全面は大人だけのときよりシビアに。グアム・ハワイ・台湾・シンガポールあたりは十分注意すれば問題ないレベル。一方インドネシア(バリ)やフィリピン(セブ)は子連れは要警戒で、編集部としては候補から外しました。安全第一です。
⚠ 段取りスケジューリング・体調管理・飛行機Planning & Flight
幼稚園〜小学校はスクールホリデーに縛られ、日程調整が大変。直前の体調管理も難関です(我が家は渡航前にR1を飲む“儀式”が恒例)。飛行機は夜便が効果的——18時頃発の便にしっかり遊ばせてから乗せると寝てくれます。昼便なら動画入りタブレット+100均のおもちゃが定番です。
海外で、子供と楽しめること。
一か所で全部できるわけではありませんが、子供と一緒に楽しめる要素を“観光・ホテル・食事・エンタメ”の4つに分けて。
観光 ― 大型建造物と世界遺産
観光大型タワー・大型建造物Landmarks
わかりやすいスポットの代表が大型の建造物。クアラルンプールのペトロナスツインタワーや台北101はライトアップが迫力満点で、展望台もあり大人も子供も喜びます。
観光世界遺産めぐりWorld Heritage
やや大きい子向けですが、ベトナム(ホイアンなど)やマレーシアには世界遺産が多数。歴史ある街並みは独特の雰囲気で、お子さんの年齢に応じて組み込みたいところです。
ホテル ― リゾートとシティ
泊まるリゾートホテルのプール&ビーチResort
赤道に近いマレーシア・シンガポールは常夏で、一年中使えるプールに気合が入っています。子供用プールやプライベートビーチ併設のホテルも多く、プール好きの子にはたまりません。ランカウイのリゾートが特におすすめです。
泊まるラグジュアリーなシティホテルCity Hotel
東京・大阪と比べれば手を出しやすい価格でセレブ感のあるシティホテルに泊まれるのも魅力。シンガポールは別格ですが、クアラルンプールや台北ならそこそこの予算でも上質な滞在ができます。
食事 ― チャレンジすると意外と当たり
食べるカヤトーストKaya Toast
マレーシア・シンガポールの定番朝食。あまーいカヤジャムにバターをたっぷり塗った、カロリー強めだけど絶品のトースト。訪れるたびに食べたくなる味です。
食べる鶏料理(クレイポットチキンライス)Chicken Rice
このエリアは鶏料理が豊富。鶏肉とごはんを醤油系ソースで土鍋炊きにしたクレイポットチキンライスは日本人好みで、子供でも食べやすい一皿。香辛料の感じ方だけ要注意です。食事の心配をしたくないなら、当たりを選びやすい台湾の中華が安心です。
エンタメ ― ここはシンガポールの独壇場
エンタメユニバーサル・スタジオ・シンガポールUSS
エンタメといえばシンガポール。ユニバーサル・スタジオ・シンガポールをはじめ、子供も大人も楽しめるスポットが目白押し。セントーサ島で丸一日遊べます。
エンタメシンガポール動物園Singapore Zoo
柵を感じさせないオープンズーが特徴で、旭山動物園より先駆けてこの展示を実施。敷地は上野動物園の約2倍と広大で、展示数も圧巻です。
エンタメ南国の巨大プールMega Pool
1年中暑い南国は大型プールが充実。レゴランド(マレーシア)などホテル併設のプールでがっつり遊び倒すのも、子連れには最高の過ごし方です。
独断と偏見の、おすすめ4か国。
重視点(時差・治安・子連れスポット・渡航時間・物価)から、行き先はアジア・オセアニアに限定。実際に行ってよかった4か国を順位づけしました。
★ 第1位おすすめ1:シンガポールSingapore
万人におすすめしやすい万能型。マリーナベイ(マリーナベイサンズ・マーライオン)、ガーデンズバイザベイ(スーパーツリー・クラウドフォレスト)、セントーサ(USS・アドベンチャーコーブ・キッザニア)、3つの動物園(ズー・リバーワンダーズ・ナイトサファリ)、チャンギ空港のプレイグラウンドと子連れスポットが圧倒的に豊富。赤ちゃん連れは入国審査もタクシーも優先レーンと制度的に子連れに優しいのも安心です。物価はそれなり(入場料は日本並み)ですが、タクシーが安く長距離移動が楽。ビーチリゾート感は薄めなのでマレーシアと組み合わせるのがおすすめ。 ▶ シンガポール子連れガイドを見る
★ 第2位おすすめ2:マレーシアMalaysia
シンガポールとセット訪問で互いを補い合うのがベスト。比較的治安が良好で、特にペナン・ランカウイは安定。シャングリラ級のビーチリゾートが1泊朝食付き1.5〜2万円とありえない安さで、ロブスターやステーキのビュッフェも。ランカウイは自然豊か、ペナンは世界遺産の街並みとシンガポールに足りないものを補完。気になるのはトイレ事情(市街地は要注意、休憩はホテルや高級モールで)と、海の透明度は高くない点(のんびり遊ぶ用途なら最適)。 ▶ マレーシア子連れガイドを見る / ランカウイ子連れガイド
★ 第3位おすすめ3:台湾Taiwan
台北まで4時間半・時差1時間と近場の鉄板。治安も良好。最大の魅力は食で、鼎泰豊や京鼎楼の小籠包、マンゴーかき氷など日本人の口に合うものばかり。台北動物園のパンダ、花博公園・大安森林公園といった大型公園、千と千尋の世界観でおなじみの九份など、小さい子が遊べる・喜ぶスポットも。ただし「大人も子供も大満足」という場所は多くなく、街歩きと食を楽しむ短期向き。長期にはやや物足りないのが正直なところです。
★ 第4位おすすめ4:ベトナム(ダナン限定)Da Nang
子連れベトナムは意外に好相性——ただしダナン限定。直行便6時間・時差2時間・食事も合い・物価も安い格安ビーチリゾートです。インターコンチネンタルやフォーシーズンズなど高級ホテルから、現地系なら1万円切りの宿まで多彩。車30分の世界遺産ホイアン(夜のランタンが有名)も◎。遊園地・水族館・モールなど箱物は弱く、ハノイ・ホーチミンは交通事情が危険なので子連れは避けるのが鉄則です。
- 飛行機は夜便が正解。18時頃発の便にしっかり遊ばせてから乗せると寝てくれる。
- 昼便なら動画入りタブレット+100均のおもちゃを持ち込む。
- 現地のタクシーは日本より安いことが多い。到着後はタクシーで割り切るとラク。
- 東南アジアの都市部はダイソー・無印・ユニクロ・コンビニあり。忘れ物は現地調達でOK。
- 予算に+5万円の余裕があればホテルのランクを上げると満足度が一気に上がる。
今回は見送った国々。
近い順に、検討したものの今回は行かなかった国とその理由を。条件は良くても“子連れ・長期”という軸で外したものが中心です。
- 韓国:成田から3時間・時差なし。ロッテワールドやCOEX水族館、南大門の子供服。
- 中国(香港・上海):両ディズニー+安定の中華。香港の夜景ショーも。
- グアム:4時間+時差1時間のほどよい南国ビーチリゾート。子連れ向き。
- オーストラリア:ビーチ・都市・自然となんでも。ゴールドコーストの動物園は◎。
- 韓国:子供が大満足というより大人向け。食事も辛いものが中心。
- 香港・上海:舞浜が近いと割高に感じる。ホテル代が高く短期向き。
- グアム:ゆっくり楽しむと予算がしんどい。ビーチだけだと飽きが心配。
- オーストラリア:予算と10時間フライトが負担。子がもう少し大きくなってから。
タイ・インドネシア(バリ)・フィリピン(セブ)は、執筆時点で外務省より危険情報が発令されていたこと等から見送りました。特にフィリピンは銃規制が緩く、短期滞在の個人旅行者を狙った強盗・窃盗が頻発しているとの外務省見解があり、子連れでの渡航は厳しいと判断しています。最新の渡航情報は必ず外務省「海外安全ホームページ」でご確認ください。
✎ 編集部から
正直、行く前はあれこれ心配していました。治安も、予算も、飛行機も。でも実際に4回行ってみて思うのは、迷っていないでさっさと行って楽しんでしまえばよかったということ。着いてしまえば、本当になんとかなります。
結果として、満足度が高かったのはシンガポールとマレーシアでした。特にシンガポールは幅広い年齢の子連れに自信を持っておすすめできます。節約すれば比較的安くも組めるので、最初の一歩にぴったり。皆さんの素敵な海外旅行の一助になれば幸いです。
迷っているなら、まず一歩。
着いてしまえば、あとは楽しむだけです。
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