ランカウイ島
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Gamat Soap
ランカウイの、
なまこ石鹸。
取材・写真 編集部お土産の定番
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ランカウイのなまこ石鹸(gamat soap)― お土産の定番、種類・買える店・価格と選び方

これは何
ランカウイ名物のなまこ(gamat)石鹸。マレー伝統医療由来のお土産
価格感
バー1個9リンギット(約360円)前後〜。ギフトセットは80リンギット(約3,200円)程度まで
種類
石鹸/フェイシャル石鹸/クリーム/ジェル(minyak gamat)など
買える所
島内の土産店(ガヤミナミ・ピサン等)/Atma Alam/オリエンタルビレッジ/空港
島外で買うなら
KL・セントラルマーケット(12リンギット〜とやや割高)
注意
効能はあくまで伝統的なもの。誇大なPOPに注意・肌に合うか少量で試す
なまこ石鹸とは/種類/買えるお店と価格/選び方の注意。流れで分かる早わかり。
なまこ石鹸とは/種類/買えるお店と価格/選び方の注意。流れで分かる早わかり。

世界中どこにでもお土産はありますが、ランカウイ島の特産品は——なんとなまこ。とくになまこ石鹸(gamat soap)が大人気です。最初に聞いたときは正直「意味が分からない」と思いましたが、お店には常に大量のなまこ石鹸が並び、まとめ買いしていく人もかなりいます。バー1個360円前後とそこそこのお値段。なまこはマレー語で「gamat(ガマット)」といい、ランカウイでは古くからマレー伝統医療に登場してきた、れっきとした“ご当地素材”でもあります。そんな“なぞの名物”なまこ石鹸を、実際に30個以上買い込んだ編集部がまとめました。

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そもそも、gamat(ナマコ)とは。

なまこ石鹸といっても、まるまるなまこが入っているわけではなく、なまこの成分を配合した石鹸のこと。ではなぜ“なまこ”なのか。その背景には、ランカウイに根づくマレー伝統医療の長い歴史があります。

マレー語で「gamat」=ナマコ。ランカウイでは古来、傷や肌の手当てに使う伝統的な素材として扱われ、その存在感から「海の朝鮮人参」とも呼ばれてきました。

マレー語で「gamat」=ナマコ。ランカウイでは古来、傷や肌の手当てに使う伝統的な素材として扱われ、その存在感から「海の朝鮮人参」とも呼ばれてきました。

マレー語でなまこは「gamat(ガマット)」。ランカウイをはじめマレーシア沿岸に生息し、マレー伝統医療に古くから登場してきました。伝統的には、なまこを長時間煮出した「air gamat(アイル・ガマット=なまこ水)」を内服用に、ヤシ油やハーブを合わせた「minyak gamat(ミニャ・ガマット=なまこオイル)」を塗布用に——というふうに使い分けられ、切り傷・打撲・虫刺され・炎症などの手当てに用いられてきたと伝えられています。その存在感から「海の朝鮮人参」と呼ばれることも。中国では高級食材としても珍重され、高値で取引されてきました。

なまこは体の一部を再生する力を持つ生き物としても知られます(ただし「半分に切ると2匹に増える」といった話は民間の誇張で、そこまでの増殖はしません)。こうした再生のイメージと伝統的な評価が結びつき、なまこが多く生息していたランカウイ島が特産として扱ったのが、なまこ製品の始まりのようです。ただし採りすぎでランカウイのなまこは減少し、現在は近隣の海域とも協力しながら供給を図っているのだとか。あくまで伝統に根ざした素材で、医療品ではありません——この点は後述します。

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石鹸だけじゃない、なまこ製品いろいろ。

お土産として一番多いのは固形石鹸ですが、お店をのぞくとフェイシャル用の石鹸、クリーム、塗るタイプのオイル(minyak gamat)まで、なまこ製品は意外と幅広い。種類と相場をざっと押さえておきましょう。

定番は、カラフルな固形石鹸一番人気

定番は、カラフルな固形石鹸Gamat Soap Bars

お土産の主役がこの固形のなまこ石鹸。青・赤・緑・紫など色とりどりで、ジャスミン・レモングラスなどフレーバー(香り)も選べるのが楽しいところ。見た目はナチュラルな手作り石鹸そのもので、言われなければなまこ原料が入っているとは分かりません。バー1個 約9リンギット(約360円)前後〜、大きいものや高品質なものはもう少し上がります。

クリーム・ジェル・ギフトセット

クリーム・ジェル・ギフトセットCream & Gift Set

石鹸以外にも、フェイシャル用の石鹸、保湿クリーム、塗るタイプのオイル(minyak gamat)などが並びます。お店によっては「フェイシャル石鹸6個セット」「ミニ石鹸3個」「クリーム」など細かくラインナップがあり、価格はだいたい15〜60リンギット(約600〜2,400円)。写真のようにギフトセット(39.9リンギット(約1,600円))として包装されたものも多く、配り土産にも、自分用のちょっと贅沢にも選べます。

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どこで買う? ① 島内の土産店。

ランカウイ島の各所でなまこ石鹸は売られていますが、日本人向けに整えられたお土産としては次の2店舗が定番。いずれも日本人の方が現地で経営するお店で、種類が豊富でラッピングもかわいいのが特徴です。

ガヤミナミ ハンドクラフト一番行きやすい

ガヤミナミ ハンドクラフトGaya Minami

多くの観光客にとって一番訪れやすいのがこちら。ランカウイでは昔からある定番の日本人向けお土産屋さんで、なまこ石鹸以外にも数々のランカウイ土産を扱っています。場所はパンタイチェナンの中心部からやや南。パンタイチェナン観光とセットで立ち寄れる立地です。

ガヤミナミの店内

ガヤミナミの店内Asian Goods

店内はアジアン雑貨が中心。編集部は昔ここでピューターも一緒に買いました。なまこ石鹸の種類も多いものの、印象としては雑貨全般を幅広く扱うお店。日本人向けのものがいろいろ揃っているので、お土産選びそのものが楽しめます。
(名称:ガヤ ミナミ/住所:Fuuka Villa Lot 13, Seksyen 4, Kg Tasik Anak, Jalan Telik Baru, Mk Kedawang, 07000, Langkawi, Kedah)

ピサン ランカウイなまこ製品が圧巻

ピサン ランカウイPisang

とにかくいろんな種類のなまこ石鹸が欲しい、石鹸以外のなまこグッズも欲しい——そんな人にはこちらのピサンがおすすめ。立地はクアタウンのため、泊まるホテルによってはややアクセスが悪いかもしれませんが、圧倒的ななまこ製品の品揃えがあるので、なまこ重視ならぜひ。

ピサンの店内ここ一軒で十分

ピサンの店内Inside

店内は圧倒的ななまこ製品の取り揃えが特徴ですが、もちろんアジアン雑貨も充実。やはり圧巻なのはなまこ製品の物量で、石鹸も様々な種類が並び、ほかにもなまこクリームやなまこクッキー(!)といった変わり種まで。ここ一軒に寄っておけばなまこ製品は十分、というボリュームです。
(名称:ピサン ランカウイ/住所:NO47, JALAN PANDAK MAYAR 5, KUAH, Langkawi)

上の2軒は日本人向けの定番ですが、もちろんこれだけではありません。ランカウイにはバティック工房の「Atma Alam Batik Art Village」(空港から車で約5分・火曜休)でもなまこ石鹸が手に入り、ケーブルカー乗り場のオリエンタルビレッジ、パンタイチェナンやクアタウンの土産店、さらにランカウイ国際空港でも購入できます。バティックや工芸品とあわせて見られるお店も多いので、立ち寄り先のついでに探すのもアリ。価格はお店によって幅があり、バー1個9リンギット程度〜、ギフトセットで80リンギット(約3,200円)ほどまでが目安です。

⚠ お店についての注意
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どこで買う? ② 島に行かないなら、KLでも。

ランカウイ島まで行かなくても、なまこ石鹸は手に入ります。クアラルンプールで一番入手しやすいのは、観光名所でもあるセントラルマーケットです。

KL・セントラルマーケットの石鹸店KLで入手

KL・セントラルマーケットの石鹸店Central Market

クアラルンプールで一番手に入りやすいのが、観光名所でもあるセントラルマーケット。「なまこ石鹸 / SEA CUCUMBER SOAP / 海参香皂」と多言語の看板を掲げた石鹸店もあり、カラフルな石鹸がずらり。日本語表記の商品も多く、なまこ石鹸目当ての観光客でにぎわっています。

HAPPY CREATIONS

HAPPY CREATIONSHappy Creations

同じくセントラルマーケット内でおすすめなのが「HAPPY CREATIONS」というお店。店頭を見れば一目で分かります。

ピサンと同じ石鹸が買える

ピサンと同じ石鹸が買えるSame as Pisang

この HAPPY CREATIONS では、ピサンで扱っているものと同じなまこ石鹸が買えます。お値段は12リンギット(約480円)〜とランカウイより若干割高ですが、ランカウイ島へ行く予定がないなら、KLでここを押さえておけば十分です。

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効能の話と、選び方の注意。

“なまこ”と聞くと薬っぽい効能を期待してしまいますが、ここは冷静に。本物を選ぶコツと、誇大な効能広告との付き合い方を、はっきり書いておきます。

効能はどう考える?冷静に

効能はどう考える?On the Claims

お店のPOPには「美肌・美白」「アトピー・しみ・そばかすに」といった魅力的な効能が並ぶことがあります(写真もその一例)。たしかに、なまこに含まれるコラーゲンやコンドロイチン、サポニンなどの成分に着目した創傷治癒の研究は存在します。ただしそれらは研究用のゲルなどを対象にしたもので、市販の土産石鹸の治療効果を保証するものではありません。あくまで伝統的に肌や傷に良いとされてきた素材、という距離感で。医薬品ではないので、誇大な効能表示は鵜呑みにしないのが賢明です。

💡 本物を見分ける・賢く選ぶ
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お土産プランへの、組み込み方。

気に入るかどうかは人それぞれ。だからこそ買うタイミングが大事です。リゾート滞在の流れに自然に組み込むコツをまとめました。

効果は? 30個買って3年使ってみた

こういうものに興味があるのは、やはりオーガニックコスメ好きの方でしょうか。もちろんお店によって中身は違いますが、なまこ自体に保存性のある成分が含まれるためか、原材料や素材を丁寧に選んで作っているお店が多い印象です。化学系の素材に反応してしまう方には、天然成分のなまこ石鹸は相性が良いこともあるようです(あくまで人によりますし、合わない方もいます)。

気になる方は、ランカウイ滞在の最初のほうに買って、滞在中に試してみるのがおすすめ。一度島を出るとなかなか買いに戻れませんから、気に入ったかどうかを早めに確かめておくと安心です。気に入ったら最終日にまとめ買い、という流れが賢いでしょう。保存期間はお店にもよりますが1年程度が目安とのこと。

……が、編集部は気に入りすぎて30個以上買い込み、使い切るのに3年近くかかりました。それでもカビたりせず普通に使えましたが、さすがに3年たつと人や保存条件によっては微妙だと思うので、おすすめはしません(冷暗所に保管していました)。買うなら、使い切れる量で。

◎ おすすめポイント
  • オーガニック志向の人にハマりやすい天然成分系
  • 化学系素材が苦手な人にも合いやすいことがある
  • 見た目はかわいい手作り石鹸でばらまき土産にも◎
  • バー1個360円〜とそこまで高くないのでまとめ買いしやすい
△ 気をつけたい点
  • 効能は医療品ではない。誇大なPOPは鵜呑みにしない
  • 合う・合わないは人による(肌に試してから)
  • 品質は玉石混交(定番店で選ぶのが無難)
  • ランカウイを出ると買い足しに行きにくい・島外は少し割高
編集部の評価(5段階)
お土産映え ★★★★ かわいい包装・名前のインパクト大
種類の豊富さ ★★★★ 石鹸・クリーム・ジェル・セット
入手しやすさ ★★★★★ 島内◎/Atma Alam・空港・KLでも
コスパ ★★★★ バー1個360円〜・まとめ買い割引も
💡 買い方のコツ・まとめ

名前のインパクトは抜群、でも中身はかわいい手作り石鹸。
効能は欲張りすぎず、ランカウイならではのお土産として、ぜひ一度♪

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