インフィニティ。
アロフト クアラルンプール セントラル宿泊記 ― KL Sentral直結、ルーフトッププールが気持ちいいスタイリッシュホテル
- エリア
- KLセントラル(交通の要)。KL Sentral駅に連絡橋で直結・大型モールNU Sentralも目の前
- 系列
- マリオット系アロフト(Aloft by Marriott/Bonvoy対象)。スタイリッシュなライフスタイル系
- 価格帯
- 350リンギット〜(約14,000円〜)が目安。時期で2〜3割増減(※変動あり・要公式確認)
- 部屋
- アロフト定番のプラットフォームベッド+ポップなアート。今回はキングルーム
- 施設
- ルーフトップのインフィニティプール・ジャグジー・ジム・WXYZバー・Re:fuel(24h)
- 眺望
- 屋上プールからメナラKL(KLタワー)やKL市街の高層ビル群を一望
- アクセス
- 空港特急KLIA EkspresでKL Sentralまで約28分。市内移動も鉄道・Grabが至便
- 注意
- 外国人は観光税RM10/室・泊(2023〜)。朝食ビュッフェは別料金(変動あり)

クアラルンプールの交通の中心、KLセントラル。空港特急も地下鉄もモノレールも集まるこの一大ターミナルに、連絡橋で直結しているのがアロフト クアラルンプール セントラルです。マリオット系のアロフトらしいポップでスタイリッシュな雰囲気はそのままに、最大の魅力はなんといっても立地。大型モールNU Sentralも目の前で、駅・モール・ホテルが一体になっています。さらに屋上にはメナラKL(KLタワー)を望むインフィニティプールまで。利便性とコスパ、そして遊び心を一度に楽しめる、編集部お気に入りの一軒でした。
まず、立地が圧倒的。
ホテル選びでいちばん大事なのは立地、という人にこそおすすめしたいのがここ。KLセントラル駅に連絡橋で直結し、大型モールNU Sentralも目の前。空港特急KLIA Ekspresを使えば空港まで一本で、KL観光の拠点として文句のつけようがありません。
利便性◎KL Sentralに連絡橋で直結Front Desk
チェックインカウンターは「Arrival」のサインが掲げられた、アロフトらしいカジュアルな雰囲気。重要なのはKL Sentral駅と連絡橋でつながっていること。空港特急KLIA EkspresでKL Sentralまで約28分、そこから雨にも濡れずにチェックインできてしまいます。スーツケースを引いての移動が最小限で済むのは、想像以上に快適でした。

夜のエントランスが目印Aloft Monument
エントランスには赤く光る「aloft」のモニュメントと噴水。台座には「KUALA LUMPUR SENTRAL」「A VISION OF W HOTELS」の文字が刻まれ、Wホテルの妹分らしい個性が夜にひときわ映えます。タクシーやGrabで戻ってきても一目で分かる、分かりやすい目印です。
KLセントラルにはセントレジス、ヒルトン、ル・メリディアンなど名だたるホテルが揃いますが、その中でも「駅・モール直結」の便利さとコスパのバランスでアロフトは抜群。渋滞時は鉄道、空いていればGrab、と使い分けられるのもこのエリアの強みです。
ロビーが、遊び場のよう。
アロフトの真骨頂は、堅苦しくないロビー。チェックインを済ませてエレベーターへ向かうまでの空間に、ビリヤード台やアート、ネオンの遊び心が散りばめられていて、ただの通り道で終わらせないのがこのブランドらしいところです。
フォトスポット名物のVespaがお出迎えVespa
ロビーにどんと置かれているのが、ボルドー色のクラシックなVespaスクーター。サイドには「aloft KUALA LUMPUR SENTRAL」のロゴが入っていて、思わず写真を撮りたくなる名物オブジェです。こういう肩の力が抜けた演出が、アロフトに泊まる楽しさのひとつ。

ビリヤード台のあるラウンジRe:mix Lounge
ロビーの一角にはビリヤード台と座り心地のよいソファ、そして床に埋め込まれたネオンのLEDライン。Wホテル譲りのクラブのような演出で、夜にはここでくつろぐ宿泊客もちらほら。バーカウンター(WXYZ)と一体になった、にぎやかで居心地のよい空間です。
客室は、ポップで快適。
今回泊まったのはキングルーム。アロフトのお部屋はとにかく明るくポップで、滞在しているだけで気分が上がります。広さも十分で、充電環境などの基本もきっちり押さえられた、過不足のない快適な客室でした。
今回の客室アートが効いたキングルームPub Pundit Room
ヘッドボードの上に光るのは、アロフトおなじみの「The Pub Pundit」のイラストアートパネル。プラットフォーム式のベッドにストライプのクッションが添えられ、シンプルなのに遊び心がある、いかにもアロフトらしいお部屋です。広さは十分で、ひとり旅でも二人でもゆったり過ごせました。


左:デスクとソファのワークエリア。右:「re:fuel」のミニバーまわり。コーヒーやお茶も一通り揃います。
アロフトらしい紫モザイクのレインシャワーBathroom
バスルームの主役は、紫のグラデーションモザイクタイルが美しいシャワーブース。レインシャワーで、シャンプー類は壁付けのポンプ式(個包装ではない点に注意)。湯舟はなくシャワーのみですが、暑いKLではこれで十分。デザイン性と実用性のバランスがよく取れています。


左:洗面・トイレまわりも清潔で機能的。右:枕元やデスクに電源・USBがしっかり用意されています。
そして、屋上のプール。
このホテルの主役は、屋上にあるルーフトップのインフィニティプール。都会のど真ん中でありながら、メナラKL(KLタワー)やKL市街の高層ビル群を一望できる眺めは格別。昼は爽快、夜はムーディーと、時間帯で表情が変わるのも魅力です。
眺め◎夜はムーディーに光るInfinity Pool (Night)
夜になると、プールは紫やブルーにライトアップされ、一気にWホテルのようなムーディーな雰囲気に。グラス片手にデッキでくつろぐ宿泊客の姿も。周囲にはヒルトンやaxiataタワーのビル群が輝き、都会のルーフトップらしい非日常感を味わえます。


左:朝のインフィニティプール。水面がビル群を映してとても美しい。右:屋上のジャグジーでもう一段リラックス。

プールサイドのWXYZバーWXYZ Bar
プールに隣接するのが、アロフト名物の「WXYZ」バー。赤と黒のスツールが並ぶインダストリアルな空間で、ビル群の夜景を眺めながら一杯やれます。プールから上がってそのままバーへ、という流れが最高。ライブミュージックが入る日もあります。
ジムと、Re:fuel。
ライフスタイル系ホテルらしく、ジムや24時間の売店も充実。とくにアロフトおなじみの「Re:fuel」は、軽食やドリンクをいつでも調達できて何かと頼りになります。

夜景を望むフィットネスジムGym
ジムはLife Fitnessのマシンやダンベル、バランスボールが揃った、しっかりとした設備。大きな窓の外にKL市街の夜景が広がり、運動好きには嬉しい環境です。ストライプのカーペットがアロフトらしいアクセント。
便利24時間のRe:fuelRe:fuel by Aloft
ロビー脇には、アロフト定番の「Re:fuel」。コーヒーマシン・軽食・スナックが24時間利用でき、メニューボードには「GO LIGHT」「IN BETWEEN」など軽食のラインナップが並びます。ナシレマなどローカル朝食も用意され、ちょっと小腹が空いたときに重宝しました。


左:スナックや飲み物が並ぶコンビニ型の売店。右:朝食は中庭のテラス席もあり、Egg Stationで卵料理を焼いてもらえます。

朝食ビュッフェBreakfast
朝食ビュッフェは、フルーツ・サラダから温かいローカル料理まで一通り。アロフトは朝食に気合が入っている印象で、ここもその例にもれず。中庭の緑を眺めながらいただけるテラス席が気持ちよく、1日の始まりにぴったりでした(朝食は別料金・内容は変動あり)。
- KL Sentral駅に連絡橋で直結・NU Sentralも目の前と立地が圧倒的
- 空港特急KLIA Ekspresで空港まで一本(約28分)
- メナラKLを望むルーフトップのインフィニティプールが気持ちいい
- アロフトらしいポップでスタイリッシュな客室・ロビー
- WXYZバー・24時間Re:fuel・ジムと館内施設が充実
- 上級ブランドのわりにコスパが良い
- 駅直結ゆえ静かなリゾート感はない(都会のシティホテル)
- 湯舟はなくシャワーのみ・シャンプー類は備え付けポンプ式
- 外国人は観光税RM10/室・泊、朝食も別料金で要加算
- KLCC(ツインタワー)エリアへは鉄道かGrabで一移動必要
- KL Sentralの連絡橋側の入口を使うと、駅・モールから濡れずに行き来できて便利
- 屋上プールは朝は眺望、夜はムード。両方の時間に行くのがおすすめ
- マリオット系(Bonvoy)なので会員特典やポイント宿泊も狙える
- 観光税RM10/室・泊(外国人)はチェックイン時に別途現金等で支払う
- 朝食は別料金。軽めでよければRe:fuelでローカル朝食を調達するのも手
- 空港へはKLIA Ekspresが渋滞知らずで確実。フライト前日泊にも好相性
泊まってみての感想
結論から言うと、編集部はこのアロフトが大好きです。理由はやはり立地。KL Sentral駅に連絡橋で直結し、大型モールNU Sentralも目の前。空港特急に乗ればそのまま空港まで一本で、スーツケースを引いての移動がとにかく楽。KL観光の拠点としても、深夜便・早朝便の前後泊としても、これ以上ないほど便利でした。
そしてアロフトらしい遊び心とスタイリッシュさ。ロビーのVespaやビリヤード台、ポップな客室、紫モザイクのシャワー、そして極めつけがメナラKLを望む屋上のインフィニティプールです。昼は青空の下で爽快に、夜は紫の光に包まれてムーディーに——同じプールでこんなに表情が変わるのかと驚きました。上級ブランドのわりに価格も手ごろで、コスパの満足度も高い。
もちろん、ここは静かなリゾートではありません。都会のど真ん中の便利なシティホテルです。だからこそ、のんびりしたい旅にはランカウイのリゾートを、動き回るKLの旅にはこのアロフトを、という使い分けがしっくりきます。利便性とデザイン、そして眺望を一度に楽しみたいなら、まず候補に挙げたい一軒。皆さんの旅のお役に立てれば幸いです。
駅直結で、屋上にインフィニティ。
便利と遊び心を、一度に♪
クアラルンプールを、もっと。



